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ベジタリアニズム3

ノンベジ(非菜食主義者)の中でも肉大好き人間には肉の入ってない料理なんて最悪だ!と思うかもしれない(特に肉が食べたい年頃の時は私は思っていた)。しかし航空会社によっては(特にベジタリアン国民が乗る確率の高い航空会社の長時間フライト)で予約する時にベジタリアン料理を頼むと皆と違う料理を出してくれる。シンガポール航空等ではベジタリアン料理も種類が豊富で予約時にはアジアンなのかビーガンなのかそれともウェスタンラクトオボなのか?という具合に指定しなければならない。私はよくウェスタンラクトオボを注文した。特別食は(CAさんが間違えないように)最初に出てくるが、国際便にはその他にローファット(低脂肪)のメニューを頼む人も結構いるのでそれほど恥ずかしくない。

Pesco Vegetarian(魚介類OK)や Pollo Vegetarian(家禽類OK)やLacto Ovo Vegetarian(乳、卵OK)はともかく肉食をしないベジタリアン栄養不足にならないのだろうか?特にビタミンB12やビタミンDの不足が問題視される。しかし牛肉や豚肉は食べなくても死ぬってことはないに違いない(実際に多くの人が宗教的な理由で死ぬまで一度も食べない)。

「肉を食べなきゃだめなんだ!」栄養に関しては社会や、先生や、親から間違った知識を教えられている可能性がある。その代表が「たんぱく質=肉」という考えだ。確かにベジタリアンの料理はノンベジタリアン料理に比べてたんぱく質は少なめかもしれない。たんぱく質は身体の構成要素としてもとても大切なので絶食などして不足するのは困る。しかし必要な摂取量はベジタリアン食で充分カバーできるようで、むしろ現代の肉中心の食生活では過剰摂取となっている。高たんぱく質と言えばなんだか栄養があって元気になりそうだが、植物性よりも動物性のたんぱく質が腎臓に負担をかけるとか、良質なたんぱく源として指示を得ている牛肉もとにかくステーキを食べれば効率良くたんぱく質になるのではなく加熱調理で壊れたアミノ酸では駄目なのだ。とはいえ必須アミノ酸が全種得られる肉信仰は強い。しかし肉だけ食べる...のではなく食事は他の食品と合わせて食べるように野菜も必須アミノ酸のコンビネーションで摂取するといい。

それには「畑の肉」と言われるだけある必須アミノ酸をすべて含んだ大豆はベジタリアンにとっての強い味方である。中でも世界中で人気のある豆腐は素晴らしい。ベジタリアンもそうでない人も、日本や中国だけでなく豆腐はヘルシーフードとして支持されてる。残念ながら市販の豆腐ハンバーグだと鶏肉が入っていたりするが、それでも肉の塊を食べるよりはよっぽどいいという意味でヘルシーフードTOFUはこれからも世界進出をしていくだろう。

肉を食べなきゃたんぱく質が摂れない・・・子供は成長しない・・・というのは正しい知識とは言えなさそうだ。確かに昔は西洋人に比べ体格が貧弱で栄養面を強化することで明治天皇が肉を食べ国民を肉類や乳製品の摂取に導いてきた。ところが今は肉食が定着し過剰摂取となった現代ではアメリカのように肥満問題や糖尿病、高血圧などの害が出てきている。動物性たんぱく質を取りすぎるとその分解にカルシウムが必要となる。このカルシウムは骨から大量に取られたりするのでご年配の女性に多い骨粗しょう症や男の人も腎臓結石、尿管結石の危険があるらしい。

乳製品禁止のベジタリアンはカルシウムをどこから摂取するのか?骨・筋肉・神経のためにもカルシウムは意識して不足しないようにするべきだ。確かにカルシウムの吸収は容易でないとされるが、「カルシウム=牛乳」ではない。小松菜や昆布、アーモンド等にも含まれている。そもそもベジタリアンはたんぱく質過剰摂取の人に比べて分解するためのカルシウム必要量は少なくなる。それにカルシウムの吸収率をあげるためにアルコールや食塩・砂糖を過剰に摂取しないで身体を動かすことが骨密度UPに必要だ。

純菜食主義者にとって現実的に本当に不足するのは植物には存在しないと言われるB12らしい。(大豆発酵食品やスピルリナ等藍藻類に含まれるのは不活性のビタミンB12)。 しかし日本人にとっては朗報、これは海苔から摂取できるのだ。ただし大量の海苔をほとんど毎日食べないと不足してしまうことやビタミンDの不足も考えて卵&乳製品OKなのか純菜食なのかでは栄養面で大きな差がある。

魚介類を食べるベジタリアン(Pesco Vegetarian)以外が心配するのはDHA(ドコサヘキサエン酸)およびEPA(エイコペンタエン酸)等の栄養についてだろうか?頭が良くなるDHAで有名なように学習機能や網膜反射機能の向上、また血液サラサラという血中の脂肪を低下させた抗血栓作用などがあるのでできれば摂取したい。ということで小さい子供なんかは特に魚を食べるべきかもしれない。しかし純菜食主義者の中には魚の毒性等を指摘する声がある。確かに妊婦は大きな魚をあまり食べてはいけないらしい。

その他いろいろ栄養学的に見ればいろいろとあるが、ベジタリアンと言っても毎日フライドポテトとコーラだといけないということだろう。いくつかのベジタリアンサイトによると人間は肉食に適していないそうだ。動物も肉食と草食ではその歯の形から腸の長さにいたるまで身体に違いがあるが、人間もベジタリアンとノンベジタリアンでは身体に違いが出てくる可能性は高い。まず食べるという行為に絶対不可欠な歯や顎など骨の形についてだ。人間は雑食なので草食に適した臼歯があるが、ライオンのように他の動物をしとめて食いちぎる牙はない。肉をほとんど噛まずに飲み込む肉食動物と違って顎も上下左右に動くように発達している。牙と同様に人間は狩猟用の爪がなく、木の実や野菜の採集に適した手を持っている。それから消化に関してだが、胃酸の濃度も肉食動物と違うし特に日本人の腸は草食動物のように長いので有名である。つまり人間は肉しか食べない肉食獣ではないので必ずしも肉を食べたら駄目なのではなくあくまで雑食だが、それぞれの身体に適した食べ物があるということがわかる。自分の腸が何mあるのか?胴長短足なのできっと長い腸に違いない?!


ベジタリアンをしていると身体が軽くなる、体臭が良くなるという意見もある。確かに死に至るような生活習慣病にはなりにくいかもしれない。日本ベジタリアン協会のウェブサイトには『21年間をかけてロマリンダ大学で行なわれた 25,000 人の調査によれば、ベジタリアンは普通食の人に比べて、肺ガン、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病の死亡率が半分以下という結果が出てるらしい。そのほかにも、高血圧や骨粗鬆症などの予防作用のあることが種々の研究で明らかにされている。これは、ビタミンAやC、カルシウム、カリウム、植物繊維などを菜食によって豊富に摂取しているためだと考えられている。』とある。

とはいえ、こんだけ健康面から見たベジタリアニズムも実生活で健康食品ばかりで完全オーガニックな生活(例えばマクロビオテック)のようなことをするのはよっぽど時間もお金も志も堅い意志もなければしんどい。しんどい→ストレスとなるなら病気になっても寿命が縮んでも焼肉食べて幸せに生きていた方がいい。沖縄の人が長寿なのは何もラフテーとか豚肉食べてるからとかだけが理由とは思えない(ベジタリアンより長生きな引き合いにノンベジタリアン代表として登場させられる沖縄人)。

面倒くさがりや肉好きは「もどき肉」なるものが頼りになる。私もベジタリアン生活の時はかなりお世話になった、罪悪感なしに食べられる肉として大好きだった。日本にはもどき肉やベジタリアン表示の食材が手に入りにくい。ベジタリアンも食べられるもののパッケージには「V」マークをつけてもらえれば分かりやすいのに。

アマゾンで購入可能なベジタリアン食材↓

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