現在地球の8分の1を占めるロシアの人口はエイズ、結核、アルコールと薬物濫用により、1億4200万人となっています。ロシア国民は工業汚染、世界最速のエイズ流行、結核、心血管疾患、アルコールと薬物濫用、喫煙、自殺という致死に屈服し、妊娠中絶は100,000件以上を超して昨年、出生数を追い越しました。公共のヘルスケアは崩壊しており、出産適齢の約10,000,000人のロシア国民は、失敗した妊娠中絶または不健康のため不妊症です。ロシア議会上院議長であるSergei Mironovは昨年、人口減少の傾向が変わらなければ、人口が2080年までに52,000,000人に減少するだろうと予測しました。旧ソビエト共和国からの部分的な人々の流入ではそれを相殺できません。ロシア男性の平均寿命は59歳(ロシア女性の平均寿命より14歳も低い)で、アメリカ男性の平均寿命よりも16歳も低いのです。ロシアは、人口減少が起こっている唯一の工業国なのです。
男性の平均寿命 GULF NEWS WEEKEND Review 27/10/06 P.5
トヴェリ地域には、ボルガ川上流に沿って1,400以上の村が点在しています。ここでは1989年以降、出生率1に比べ死亡率が2以上の関係となり、約250,000から140,000も人口減少が起こりました。
ロシア連邦の連邦構成主体区分図 - Wikipedia
日本でも深刻な少子化問題もロシアの人口問題はそれ以上に深刻なようです。男性の寿命は59歳、自殺者だらけ、エイズの蔓延...大きな国ですが、決して良い国ではありません。男性の平均寿命がロシアのように短くなるのは戦時中だけに見られる現象と言われるように、ロシアは長生きするような環境ではありません。沖縄のように暖かい所だと寿命が伸びそうですがロシア女性の平均寿命は+14歳、73歳なので決して早死ではありません。では何故ロシア男性は長生きできないのかを考えてみましょう。
1. 酒と煙草
何と言っても一番大きな理由はアルコール依存症に関係しています。ウオッカです!労働可能な男性の20%は慢性的なアルコール中毒、そして男性の60%は喫煙者だと言えば長生きできそうにはとても思えません。脳卒中、肺癌、胃癌、結核、心筋梗塞などによる死亡率は高く、発生率はアメリカのなんと2倍もあるそうです!!
2.移住
人口減少の理由にはロシアから海外に逃げてしまった人々も関係します。シャラポワです?!そのうえ旧ソ連圏諸国から老齢化したロシア系移住者がどっと押し寄せてきそうにありません。
3.エイズ
ロシアはエイズ感染者と発症者の数が、南アフリカと同程度です。そのうえエイズによる死亡の原因を二次感染(結核による死亡など)と記録し、エイズによる死亡率を実際より過小にしているようです。またC型肝炎の急激な増加もあり、その最も頻繁な原因は麻薬の静脈注射です。
4.自殺と交通事故
交通事故や自殺で不自然に死亡するロシア人男性は多い。1991年ソ連崩壊以降のストレス(失業等)が原因とも言われているが、長生きしようという意思がロシア人男性には欠けている。これだけ海外ではECOとかロハスとかヘルシー生活が流行していても、健康に気を使うロシア人男性はいそうにない。そのため自殺をしたり、事故にあって死亡するケースがとても多い。
5.資本主義の失敗
ロシアの資本主義化は完全なる失敗でした。資本主義が発達するにはエートスという条件が必要なようです。詳しくは『なぜ資本主義はヨーロッパで誕生したのか』をご覧下さい。
これらの悪い原因に対策を執らなければロシアのような広大な国土に超少数民族では国がなりたたなくなってしまいます。人口減少の問題を解決するためには出生率を上げ、死亡率を下げ、移住を増やすしかないのですがどれも難しい状況です。日本も悪戦苦闘?している出生率はなかなか上がりません。
ロシアの出生率と死亡率 GULF NEWS WEEKEND Review 27/10/06 P.5
日本は高齢化が進み、外国からの移住も多いので人口は減少していません。ロシアでは特にイスラム教徒の移住があれば(イスラム教徒はお酒を飲まないので)人口減少の対策になります。しかし、そうは簡単にいきません。詳しくは『ソ連崩壊の真相』をご覧下さい。
とにかくこのままの状況を考えるとロシアは非常に危険なところだというのが現状です。こんな所には例え旅行でも行かない方がいい!!エルミタージュ美術館やボルシチの裏の顔は生命の危機を感じる国だということです。国民がリラックスできないでパタパタ死んだり逃げたりしている国と日本はうまくやっていくなんてことは難しいでしょう。信用できる国としか仲良くできないのは当然のことだと認識して欲しい。



