太陽電池、日本市場の攻防激化 海外勢「品質」で攻勢
中国のソプレイソーラーが発売する空き地向け太陽電池パネル=30日、横浜市
国内外の311社が参加する太陽電池の展示会「PVジャパン2010」が、パシフィコ横浜で開幕した。昨年導入された補助制度で急拡大する日本市場への参入を狙う海外メーカーは「安かろう悪かろう」のイメージを払拭(ふっしょく)しようと品質面を強調。迎え撃つ国内勢は、色合いや薄さなどのデザイン性を強調して差別化を図る。
「日本で最も長い25年の出力保証。全国170拠点から点検出張サービスもあります」。太陽電池世界2位の中国メーカー「サンテックパワー」のブースでは、担当者の説明に人だかりができた。
昨年ヤマダ電機と提携して全国に450店の販売網を敷いた同社は、一般的な日本製品の保証期間(10年)より長い25年保証に加え、7月1日から自然災害や屋根漏水への補償も始める。「品質への目が厳しい日本で勝ち残る鍵は長期信頼性だ」(広報)
昨年日本法人を設立したばかりのカナダ大手「カナディアン・ソーラー」も、「25年出力保証」と書いた紙を掲示する。日本法人の要悠社長は「急拡大している日本市場は魅力的。安心感を提供するのが非常に重要だ」と話す。
一方、中国の「ソプレイソーラー」は安さを前面に押し出す。太陽電池パネル5枚を鉄の枠組みに乗せた製品を出品、日本製の半額程度となる29万8千円の値を付けた。中国製のパネルを使い、屋根ではなく地方の空き地や休耕田などに置くことを想定する。「価格攻勢に出る。迷惑がられるのは承知の上だ」
出典:朝日新聞社-太陽電池、日本市場の攻防激化 海外勢「品質」で攻勢 - 環境
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