公理とは何か?
まず公理Axiomとは何でしょうか。それは命題を導き出す為の前提であり仮定です。この公理propositionが集った公理系を理解する事が重要です。命題とは真理の担い手を演じ、内容や意味を現します。
数学において最も重要な事に「存在問題」があります。ある問題が生じたとして、その問題の対象が本当に存在するかどうかということです。
一例を挙げます。ペニシリン (Penicillin) とはフレミングが1929年に発見した世界最初の抗生物質です。アメリカではこれを開発するのに14年の歳月が必要でした。然しながら、日本では1944年に10ヶ月という短期間で開発と量産に成功しています。別段、日本人が特別優秀だったわけではありません。上記にある公理における「存在問題」が解決していたからです。教育における革命は、英語でRevolution in Education Affairsといいます。これは情報革命により各分野で誘発される社会変革の中の教育という命題を現しています。
猿でも判る資本主義の終焉

共産主義の弱点は会社が倒産しないことです。この世の資源は有限です。結果として、真空管の会社が小さくなり、トランジスタの会社が大きくなる為には、労働力や資本財の移転が必要になります。有限な資源を最適化する為には生物でいう死、企業活動でいう倒産が必要です。この世が国鉄や炭坑が存在し続ければソ連のように非効率となり財政が崩壊します。また、資本主義の問題は借金が返せないという事です。これは上記の画像にあるように中央銀行が各銀行に紙幣を貸し出し、市中銀行が企業に貸し出している構造上の問題です。金利1%という安い金利であっても、100年経てば市中から紙幣は消滅します。誰も借金を返せなくなります。それを防ぐにはねずみ講のように永遠に貸し出しを増大させるしかありません。農地も鉱物資源も有限ですが、急速に複利で拡大する金利に対して、必ず限界点が発生します。フランスのミシシッピー・バブルの結末はフランス大革命とナポレオン戦争でした。1929年の大恐慌の収束点は第二次世界大戦でした。今回のサブプライムローンの破綻やドバイ・ショック、上海バブルの崩壊の結末も、内乱や革命、大きな戦争という事になるでしょう。猿でも判る資本主義の終焉として、【公理】資本主義の終焉を明日からのメルマガ「秋月便り」に掲載します。正直、あまり書きたくはありませんでした。ペニシリンのように「存在問題」が解決すれば、そのキャッチアップは10倍を超える速度となります。微分方程式の解を積分法で求める事はできないとします。実数あるいは複素数を係数にもつ代数方程式f(x)=a0x^n+a1x^n-1+・・・+an=0は複素数の範囲に解をもつ、n次方程式は複素数の範囲にn個の解をもつというガウスの定理もそうです。人間は何時か必ず死にます。誰かが生き残る為には誰かが死なねばなりません。これは数学でいう所の解はあって尚かつ積分により微分方程式を解くことができるという事です。そういう幸運は基本的には、人が干渉するべき世界ではありません。但し、大規模な気候変動の場合には全体が流動的に動きます。速度を増す為には調和を崩す必要があります。一輪車でも、バイクでも、大きく傾斜させた方が、より早く進路変更ができます。明治維新になって江戸時代の教育者は多くが放逐され、多くの学府に外国人教師が配置されました。それが西洋学問体系を日本に移植し、要素還元主義として一部分には成功しました。しかし、総合的にいえば失敗です。大日本帝国はアジアで最も富国強兵となったが故に敗戦し崩壊したからです。
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