軍とは運動と停止の組織体である

軍という文字は、象形文字である漢字では「車を包む」と書く。古代の戦争は車戦であり、兵車を馬で引き戦った。そして、夜間や休息の時は円陣を描いて集団で陣を組み上げた。陣とは陳の事である。陳を知るには東を知らねばならない。東とは袋の中心に棒をいれることである。つまり、陳(陣)とは土を袋に土を入れて一列に並べ盛り土を加えて秩序だてて並べる事である。兵とは何で有るか。人々が力を併せた姿である。(上部に斤=斧、下に両手を添える)統帥する人間の事を(将)帥という。帥とは何か。左側は食糧や金銭、武器などの堆積物や人の集団をあらわす。巾は布の旗印をあらわす。つまり、旗印を押し立て部隊を率いる事を示す。目の見えぬ人を象形文字にしたのが民である。軍とは民が自分自身を守る為に生み出した高度な構造の信用システムである。道理的に、人を集めれば大群となるが、大軍には決して勝てない。
生活が苦しくなる人々

フローの景気も重要だが、日本の苦しさは足元の不況を克服した先に青空が見えないことだ。不況というフローの経済問題を解決したところで、少子高齢化にまったく対応不能に陥ってしまった日本の構造問題は置き去りにされたままである。
1億2600万人の人口が2050年には9000万〜9600万人に減少するという予測は何も変わらない。漫然と時を過ごせば、日本の国内市場はひたすら縮小する。しかも既に、年金、医療、介護の社会システムは崩壊している。単純な楽観論など入り込む余地すらない。
日本にとって本当に恐ろしいのは「金融恐慌」などではない。人口減少社会に突入していながら問題解決の具体的なメニューすら示せないという日本固有の事情の方がはるかに深刻だ。
出典:金融恐慌より恐ろしい日本政治の実情ー日経BP
現在の日本では生活が苦しくなる人々が激増している。しかし、それが上記の写真のように対応しても良くなることはないだろう。彼らには具体的な方法論がない。他力本願であり、既に時代が大きく変わっている事も認識していない。智慧が無いから間違った行動ばかりをとる。少しでも正しい教育を受けた智慧ある人間はその事を知っている。だから絶望に包まれる。
ただ、少し考えれば判る事が有る。金融恐慌とはコミュニケーション・メディアの障害に過ぎない。これは何を示しているのだろうか? 最大のチャンスが到来したという事だ。米が1000トン必要な人口がいれば供給側が1000トンを生み出せばいいだけだ。既に米が生産されているならそれが適切に分配されればいい。通貨とは「価値の尺度」「交換の媒介」「価値の保存」の機能である。時代が変化したのに、古い価値の尺度、交換の媒体、価値の保存に頼るから惨めな惨状となったのである。古墳時代のコミュニケーション・メディアは盾や矛、剣であった(暴力型権力)。それでは効率が悪いので律令制度を整備し、租庸調の制度を作った。(法秩序)その後、宋銭、明銭(永楽通宝)、小判により金属貨幣の時代となり、現在の管理通貨システムとなった。(貨幣通貨=資本主義)そして、そのシステムは上記の理由によって時代に合わなくなり消滅する。人が機能でなく組織に依存すれば人も心中となる。
関連コラム:組織の崩壊と機能の維持(4)~ジェネラリストとスペシャリスト
電光戦の時代
オバマを当選させることによって、アメリカは自己変革能力があることを証明できた。
「次は日本の番だ」と言う人がいるが、そうあって欲しい。しかし、多分実現しないだろう。
現在実権を持っている人たちは、全員「既得権益」の亡者のように私には見える。彼らは日本と言う国がどうなろうとも、一度手に入れた既得権益だけは手放すまいと決心しているように見える。
出典:アメリカの底力
時代が変わる時、常に新しい軍が編成され、それが新しい秩序社会を生み出して来た。その新しい軍は多くの場合、新しい戦闘教義によって編成されている。戦闘教義とは一般的にどのように軍隊が編成され、どのように作戦・戦闘を遂行するべきなのかについての具体的な思想であり、文章の形でまとめられている。戦闘教義は戦争・紛争・内戦・暴動などあらゆる事態・時間・場所においても常に有効に機能すべき普遍的なものであり、どのような敵に対しても効果を発揮できるように組み上げられる。戦闘教義は平時から軍隊において研究開発されるものであり、これに基づいて部隊編成・装備体系・軍事教練などの内容が決められている。戦場で突然生み出されるものではない。優秀な軍隊には戦闘教義が不可欠であり、司令官が敵味方の戦闘教義の長所、短所を探ることから戦術が生まれる。軍隊を挟持の自衛隊やアメリカ軍と捕らえてはならない。軍とは何か。それは運動と停止のシステムである。(馬で引く)車というツールと兵という人間を使い、それらの構成員及びそれらの家族が社会の不安定状態から身を守る為に生み出したシステムである。
日本は国土が狭く人口が多く、食糧も、化石エネルギーも輸入に頼っている。地球全体では人口爆発によって食糧も化石エネルギーも不足している。早晩、それらは太平洋戦争末期のように日本には十分に入手できなくなるだろう。地球という星は人が増えすぎた事を生活の悪化と言う形で解決する。これは自然な法則であり原理である。地球が有限である以上、現在のような大量生産、大量消費はもう維持不可能である。人はまずこの自然の法則を謙虚に学び受け入れなければならない。人の都合に環境はあわせてはくれない。ならば人が環境にあわせるしかない。現状、赤組と青組が世界中で熾烈に戦っている。赤組は炭素文明という中央集権的な構造を信じる人々である。青組は水素文明という分権的な構造を信じる人々である。赤組が勝てば貧しい人々が犠牲になり、青組が勝てば頭の悪い人々が犠牲になる。モンゴル帝国で頭が良いというのは馬を増やす技術であり弓馬の技能であった。21世紀の頭が良いという定義は携帯電話でいえば必要な電話番号(友人)が記載されているという事である。ワンセグでTVが見えたりブルーツースでワイヤレス音楽が聞けたりする機能は付随的な要素である。必要な要素(労働力や資本財、智識)を最も合理的に秩序化された参加手段からシームレスに得られる教育を受けた人間が21世紀の智者であり勝者である。20世紀の工業社会とは大きく変化した。富裕層で頭の良い人々はどちらが勝ってもあまり関係はない。また、頭が悪く、貧しい人々は地球誕生以来ずっとそうであったように今回の気候変動でも助かる可能性は天運次第である。同じ本棚でも整理整頓しながらの方が多数の本が収納できる。つまり、どうせなら頭の良い人々が勝った方が助かる本(人の総数)は増加するだろう。これは結果であって、目的ではない。目的は持続可能な優しい変化のある社会(文明構造)である。
各軍の増援が可能な人々は是非とも参加して欲しい。既に勝利は確定した。
第一軍 最大の最終影響力を持つ対日知的書籍(日本語)『教育における革命 REA』(2009年完成)
第二軍 ゲーム企画PlayStation C.A.M.P!2008に特化した社会制御ツール企画(現在、ソニー審査中)
第三軍 海外交渉チーム(海外チームの支援部隊、国境を越える智識人と接続)
第四軍 理数系の環境政治団体(代表 峯山政宏)、橘研究所(現在、所長は病気で入院中)
第五軍 有料メールマガジン(平成20年12月下旬創刊予定)
基本的に日本国内の資本及び人員が生きるのは第四軍と第五軍である。第四軍は政治団体であるので非常に資金が必要となる。余剰があるなら支援をして欲しい。勝利の暁には必ず篤く酬いられるであろう。(後援会名簿に氏名連絡先を記載しするのは日本の政治資金法で必須項目)
第二軍は現在、企画審査中である。もし、ソニーで没となった時には詳細なその企画内容を公開するので興味のあるクリエーターは連絡して欲しい。(窓口ークリック)ある程度のクリエーターが集まれば圧倒的なアクセス数がある知的ネット出版『連山』を使えば資本財を集めることが出来る。優しい光である太陽光も収束させれば3000度の高温となり鉄をも溶かす。
第五軍は有料メールマガジンであり内容は厳選された実際の行動とその理論である。過去の素材による教育は情報社会においては相応しくはない。すぐに食えなくなる。現在の世界に必要なのは生涯教育であり、1日1時間の絶え間ない長期間の再教育である。この内容を理解した人間のみが自分の選択によってシームレスな遠隔教育システム『秋月』によって選択される。
上記の内容を見ればすぐに判るだろうが現在の社会システムに比して資本の役割が相対的にかなり落ちている。つまり、情報社会は高度智識依存型経済システムとなった。第一から第五まで各軍団長は多くは一度も直接有った事が無い人々が多い。情報世界で知り合い、情報世界で選択し、情報世界で選択され、情報世界で秩序化された。そして、情報世界から現実世界に影響を与えるのである。但し、中央第四軍は多くの人々と直接合い、対談し、講演している。中央の第四軍は政治団体を支援する必要から対談22や東京国際展示場(2008/12/30(火) 西地区 [す]-30a )で知的に大活躍をしている。一つ考えれば判るが、国会議員がネットで出馬し、ネットで選択され、ネットで法案を成立させたらどの程度のエネルギーと時間の節約になるだろうか? その法案をネットで役人が処理し、ネットで公開入札され、ネットで受発注契約が結ばれれば、どの程度のエネルギーと時間の節約になるだろうか? 電光戦は戦う前に既に勝敗はほとんど付いている。工業型社会は農作物をビニールハウスで製造し夏野菜を冬でも食べれるようにした。情報型社会では不必要なものは製造されない。製造された時には全て完売している。品質の良い製品は少量生産少量販売である。だからネットワークに入れない人間は死亡率の上昇と生存率の低下により、必ず消滅していく。
驚異的な情報の低エントロピーシステムを保有するCyberULSに敵対できる組織は既に世界に存在しない。後は敗者が敗北を確認し、我らがそれを確認して、歴史とするだけである。祭は見るのも楽しいが参加する方がずっと楽しい!
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