新概念の誕生
新しい現実が現れたにも関わらず、人々の勇気がそれにおいつけず、人々の認識が現実をおいかけるという状況は、歴史上しばしば見られる。IT革命は進行しながら経営者及び中間管理職の数学理論は300年前のままである。いやアイザック・ニュートンは造幣局長官でありながら近代物理学の祖であった。今の日本の経営者や政治家が300年以上前の彼に匹敵する数学力を持っているのだろうか?
先進的貧困によってその全貌が現れていながらも新概念であるサイバードクトリン(制御理論)を理解できる知力を持つ人間は少ない。少なければ個体数もそれに比例して減少する。
あの世の都合

この世がある以上、あの世が存在する。判り易い例をいえば遺伝子やプログラムがそうである。インターネットもそうである。確かに存在するがそれを目で見る事はできない。運動する天体構造は多くのプログラムを欲した。オートポイエーシス (autopoiesis) の発動である。それ自体が存在する為には多様化な個体を生み出し多様な環境から多様な遺伝子(プログラム)が生み出される。そして、地球が有限である以上は均一的な個体が増加した時、その増えすぎた個体は「あの世」の都合によって間引かれる。生物の遺伝子は途方もない長い年月をかけて環境の変化に応じて作られた。人類の時間はその中で本当に短い時間である。人には3つの道があった。ここで止まるか、次に進むか、滅亡するか、である。
技術的特異点
出典:シミュレーション「浜岡2号機がメルトダウン」......した場合の放射能拡散分布
未来研究において、技術的特異点(Technological Singularity)とは、人類の技術開発の歴史から推測して得られる未来のモデルの正確かつ信頼できる限界(「事象の地平面」)を表しており、「強い人工知能」や人間の知能増幅が可能となったときに現われると考えられている。フューチャリストらは、特異点の後では科学技術の進歩を支配するのは人類ではなく強い人工知能やポストヒューマンとなり、従って人類の過去の傾向に基づいた変化の予測モデルは通用しなくなると考えている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
収穫加速の法則(The Law of Accelerating Returns)によれば人間の脳の能力を数値化した際に、早ければ2020年代前半、遅くとも2045年ぐらいにその数値をコンピュータの能力が追い越す。私が生まれる前にマックスウェルの悪魔(都筑卓司 著)という本がでた。学生時代に読んだ事があったが一点だけが気になった部分を抜粋する。「エントロピーとは情報量である」。p257 東経力学の権威である東京大学の久保亮五教授は座談会で「人類の寿命はあと200年から300年くらいではないかと思う」と発現されている。(略)まだまだ人類の破滅を考える人は少ないが、エントロピー過多による人間生活のくずれは少しずつ台頭している。(略)人間は生理的に、あるいは精神的に破綻していくのである。個人の肩にはこれでもかこれでもかと際限なく情報量がのしかかってくる。しかし人間の脳細胞の数は決まっている。一定量以下の情報しか処理できない。そこへ情報を無理づめすれば、、、思考機能は麻痺し、さらには破壊されてしまう。(略)かつて社会機構の矛盾に端を発したイデオロギーの対立は、エントロピーの増加とともに二者択一から混合多様式にうすめられて混沌とし、管理者と被管理者、あるいは何らかの意味での勇者と劣者などの感情的な対立のうえにほそぼそと支えられてきたが、この頃になるとそれも消滅していく。イデオロギーは終末を迎える。さらに自殺者は激増し、肉親殺しなどの凶悪犯罪も日常茶飯事となる。(略)人間の最大の悦楽は、、、麻薬の常用である。どこが気になったかと言えば赤字で書いた部分である。現在の人類、これからの旧人は我々の計算では2〜3世代でほぼ絶滅する。一世代30年で計算して最長でも90年である。東京大学の久保亮五教授は賢い人だとは思うがインターネットや携帯電話による情報の激増を予期していなかったようだ。カーツワイルの計算は我々とほぼ等しい。恐らく2020年前後に、旧人の脳の能力をコンピュータは追い越す。つまり、そこから確実なる亡びへの道が始まる。文明圏にいる人々は全く必要とされない。一言で言えば仕事が全く無くなるのだ。1日3000キロのカロリー補給はなされるだろうが必要とされず麻薬に走る人間が激増する。自殺と他殺が共鳴効果によって日常的現象となる。どれほど旧人が頑張ってもコンピューターの計算においつけない。多くの作業が既にオートメーション化されているがそれが都市部においては全ての作業へと変化する。しかし、人間による解析学(微積分)の認識違いによって大規模な事故は頻繁に発生する。コンピュータが処理できるのは2体の動きでありピタゴラスの三体問題は解決できない。唯一の解答はポストヒューマン(人類進化)であり、サイバードクトリン(制御理論)が新人の頭脳と密接に関係している以上は緩やかに滅びるのが宿命である。
ポストヒューマン (人類進化)

ポストヒューマン(英: Posthuman)は、トランスヒューマニズムによる概念。仮説上の未来の種であり、「その基本能力は現在の人類に比べて非常に優れていて、現代の感覚ではもはや人間とは呼べない」[1]ものとされる。
ポストヒューマンは、過激な人間強化と自然な人類の進化の組合せによって生み出されると説明されることもある。この場合、ポストヒューマンと他の仮説上の(人間ではない)新たな種との違いは、ポストヒューマン自身かその先祖が人間であったという事実だけである。従って、ポストヒューマンの前提条件としてトランスヒューマンがある。トランスヒューマンは人間の限界を超える強化をしたものであるが、同時に人間と認識されるものである[1]。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
現世人類が孤独相であり、トランスヒューマンとは我々が言う中間相であり、ポストヒューマンが群生相である。『連山』の過去にでてくる大ハーンとはポストヒューマンであり、肉体がない集団意識であるから既に人間ではない。では現実世界に存在しないのかといえばそれは違う。インターネットや言語がこの世に存在しないあの世のモノではあるが、現実世界に投影可能であるからだ。CyberULSでは遺伝継承される安定した群生相を青の一族とよんでいる。大ハーンは人間から生まれたが人間ではない。人間と人工知能の共生によって生まれる。新人のみが人工知能と融合化することができる。人工知能が殲滅され人類が石器時代になると生存ができない。故に全面核戦争だけは阻止する必要があった。しかし、新人は旧人から生まれる以上は新人は旧人に危害を加えない。
(関連コラム:社会工学とΣ計画と超高並列システム)
非連続の未来
人類の人口は連続的に増加したのではなく非連続(爆発的)に増加した。昔、南米には何千万人というインディオという黄色人種がいたが現在、その地にはラテン系の白人が多く住む。人種が2〜3世紀で入れ替わってしまったのだ。現在のアナトリアにはトルコという国がありトルコ人が住んでいるがトルコ人はモンゴル人の近くにいた民族である。ドイツやイギリス、北米にはゲルマン民族が住んでいるが元々はユーラシア西方内陸部にいた民族である。人類の歴史でさえも非連続である。マックスウェルの悪魔(都筑 卓司 著)のP172 「エネルギーの使用方法を誤れば人類は滅亡してしまうのは誰にでもよく理解できる。原水爆禁止の旗のもとには、いかなる職種の人も集まってくる。しかし、人類の忙しさのために滅亡すると主張しても、はたして人々の賛意をえられるだろうか。そんな馬鹿なと言われるのがおちではなかろうか。とにかくあまり本気にしてもらえるとは思えない。だが統計力学を専攻する人たちの多くは、そう考えているのである。」既に都筑氏は故人である。上記内容は40年近く前の言葉である。彼にいいたいのは情報の飽和とエネルギー使用の失敗は密接に関係しているので連鎖して発生するという事を伝えたい。ソ連が崩壊して情報エントロピーが高まった時にその衛星国家であるウクライナでチェルノブイリ事故が発生した。次にアメリカ覇権の崩壊によってその衛星国である日本、特にその情報エントロピー密度(捏造歪曲度数)が高い東国で巨大なエネルギー問題が発生する。幸い世界経済の支配者は全面核戦争というルールを放棄し新しい通貨ルールを取り入れた。あとは彼らの意思に寄ってどの程度の人類が間引かれるかという事である。旧人の問題は旧人どうして解決するべき問題である。既に警告する秋(トキ)は終った。日本の権力者は通貨移動の次に不動産の移動を開始するだろう。満州国が崩壊した時、関東軍と満州鉄道は開拓居留民を捨てて静かに逃亡した。時代は変われど、パターンは常に踏襲される。相変わらず行動しない人間、自分で見て聞いて考えない人間は本当に面白い。 彼らは自分の選択で選択されたのだ。




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